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経済学における価値・インフラ整備の政策評価を題材に

小池淳司　工学研究科研究科長・教授

堂目卓生　大阪大学大学院経済学研究科教授

内田浩史　V.School価値創発副部門長・経営学研究科教授

経済学において価値がどのように扱われ、そうした経済学にどのような価値があるのかを考えます。具体的には、日本におけるインフラストラクチャ―（インフラ道路・港湾・河川・鉄道等）の整備に関する政策判断を題材（出発点）としつつ、経済学はどのように政策決定に用いられているのか、その判断はどのような価値判断基準に依拠しているのか、経済学の考え方の意義と限界はどこにあり、どこまでを守備範囲とすべきなのか、といった論点について、現代の経済学では扱われていない他の需要な価値についても触れながら議論します。こうした議論を通じ、多様な価値を踏まえた上で自分なりの価値判断ができるための、学びの機会を受講者に提供するのがこの回の目的です。